2008年9月3日水曜日

採択結果の追加情報

9月1日より採択結果の公表が解禁になっておりましたが、9月3日文部科学省のホームページ上で採択結果が発表されましたので、ご報告いたします。申請40件のうち、7件の事業が採択されました。詳細は下記の文部科学省発表のページをご覧ください。

○文部科学省ホームページ
平成20年度「産学連携による実践型人材育成事業-サービス・イノベーション人材育成-」の選定結果について

(参考)
「産学連携による実践型人材育成事業-サービス・イノベーション人材育成-」の申請状況について


滋賀大学のホームページ上の発表

2008年9月1日月曜日

文部科学省委託事業「産学連携による実践型人材育成事業-サービス・イノベーション人材育成-」の採択報告

標題:文部科学省委託事業「産学連携による実践型人材育成事業-サービス・イノベーション人材育成-」の採択について

 滋賀大学は、平成20年度文部科学省委託事業「産学連携による実践型人材育成事業-サービス・イノベーション人材育成-」を申請しておりましたところ、9月1日付で文部科学省から採択の通知を受けましたので、このブログでも報告いたします。

○文部科学省委託事業「産学連携による実践型人材育成事業-サービス・イノベーション人材育成-」について

 文部科学省委託事業「産学連携による実践型人材育成事業-サービス・イノベーション人材育成-」とは、文部科学省が「ビジネス知識、IT知識、人間系知識等の分野融合的な知識を兼ね備え、サービスに関して高いレベルの知識と専門性を有するとともに、サービスにおいて生産性の向上やイノベーション創出に寄与しうる資質をもった人材を育成するための教育プログラムの開発を大学に委託する」事業です。平成19年度から開始され、本年度2年目を迎えた文部科学省事業でありますが、COE、GP同様に大学の教育・研究の改善を図ることを目的とするのは当然のことですが、具体的な人材育成が求められており、また、その人材育成のプログラムの開発とその普及も求められております。本委託事業が創設された背景として、最近のサービス経済化の進む日本経済の構造転換を踏まえ、「サービス分野での生産性向上、イノベーションの創出に寄与する人材の育成は急務である」という国民経済上の必要性に迫られたものであります。既に本学経済学部の卒業生の70%~80%が、金融をはじめとするサービス関連産業に就職している現状でありますし、また、サービスには「ソリューションの提供」もはいるのですが、ものづくりからソリューション・ビジネスへの転換を目指す企業も数多く存在するのが現状です。そうした中でサービスの生産性の向上及びサービス・イノベーション人材育成に繋がる教育体制の整備は、大学教育改革上の重要課題となっております。本学では、こうした喫緊の課題に取り組むべく、経済学部を主体に当該事業に申請したところであります。

○本学申請事業の概要について
 【申請事業名】

 公共的対話と知的共同作業をベースにイノベーティブな「心の習慣」と「イノベーション評価能力」を養成し、地域的競争力の強化にコミットメントする中核的人材育成事業

【委託事業の期間】
 ◆委託期間:平成20年度から平成22年度(3カ年)


【申請事業の概要】

 滋賀大学経済学部の学部教育プログラムとして、サービス・イノベーション専攻コースを新たに設置する。本コースの教育プログラムの目的は、①学際的なサービス科学に関する専門知識を提供し、②イノベーションを生み出す原動力となる「心の習慣」と「イノベーション評価能力」を、「現場」重視のプロジェクトを 設け、そこでの知的共同作業と公共的対話の相互レフェリーの経験を通じて獲得させることにある。本プログラムにより、知識基盤社会に相応しい知的クラスターの形成と個人・企業・自治体などを超える地域ネットワークの形成を促進し、地域競争力の強化にコミットメントする中核的な人材を育成する。

【本プロジェクトの特色】

①学際的なサービス科学に関する専門知識の提供を行う。既存の6学科の提供する科目に加え、新規科目の新設、開発を行う。
②「現場」重視のプロジェクトを設け、そこでの知的共同作業と公共的対話の相互レフェリーの経験を通じて、イノベーションを生み出す原動力となる「心の習慣」と「イノベーション評価能力」を実装させる。

【特色ある取り組み】

●公共的対話の相互レフェリー
・詳細は、日を改めて説明しますが、レポートに対する相互評価の仕組みを導入するものであす。本ブログの「本事業のことをより理解するためのQ&A」 の【質問2】にやや詳細な解説を付けております。

●4つの現場プロジェクト
 ①アーカイブ形成の現場プロジェクト
 ②公共政策の現場プロジェクト
 ③映像・メディアの現場プロジェクト
 ④サービス経済の現場プロジェクト
  各プロジェクトの簡単な紹介は下記の申請書全文を参照ください。
 □申請書前半を読む←クリックしてください。
 □申請書後半を読む←クリックしてください。


○報道機関の皆様へのお願い

 本事業は、地域性を重視しており、地域の方々の参加と協働が欠かせません。地域の方々への情報提供のためにも、今後の具体的な企画については、報道機関の皆様に積極的に情報を提供して参りたいと考えております。どうかよろしくお願いいたします。

○今後の最新情報について

 ●このブログで最新情報をチェックできます。ブックマークしてください。
 ●Googleで検索するときは、「イノベーティブ滋賀」と入れて検索してください。このブログにアクセスできます。

○本件の内容に関わる問い合わせは、
滋賀大学経済学部 サービス・イノベーション検討班まで
 ◆検討班にe-mailを送信

滋賀大学のホームページ上の公式発表

(速報)申請事業が採択されました

2008年9月1日(月曜日)14時、文部科学省から 「産学連携による実践型人材育成事業-サービス・イノベーション人材育成-」の採択結果が発表されました。滋賀大学経済学部が申請しておりました『公共的対話と知的共同作業をベースにイノベーティブな「心の習慣」と「イノベーション評価能力」を養成し、地域的競争力の強化にコミットメントする中核的人材育成事業』が採択されたとの連絡を頂きました。ここに速報として、記事を掲載します。

滋賀大学の発表資料
Powered By Blogger
 
++++