2010年2月15日月曜日

『食と農を考えるシンポジウム-食と農からの地域イノベーション-』の開催案内

食と農を考えるシンポジウム開催要領
-食と農からの地域イノベーション-
2010年2月11日
国立大学法人 滋賀大学 経済学部  
サービス・イノベーション教学調整会議

 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素より滋賀大学の教育・研究活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。

 さて、この度、滋賀大学では、下記の要領で「食と農を考えるシンポジウム」を開催いたします。これまで滋賀大学では、「安全な米作り営農技術ワークショップ(2005年2月28日開催)」、2006年より「食の安全・安心を考えるシンポジウム」と名称を変更して産官学連携シンポジウムを毎年開催してきました。2009年度は、シンポジウム名称を「食と農を考えるシンポジウム」としまして開催する運びとなりました。本シンポジウムは、これまでの「食の安全・安心を考えるシンポジウム」が取り上げてきました「食の安全・安心」を重要なテーマとしつつも、食の向こうにある農を考えるシンポジウムとして位置づけ直し、これまで同様に産官学連携研究のネットワークを広げ深める場としてシンポジウムを企画・開催いたします。

 本シンポジウムの開催目的は、①大学が主体となって学術交流と教育の機会を積極的に創造していくこと、②生産者・消費者・行政が一堂に集い、食の向こうにある農について考える場を創造すること、③安全・安心の米作り営農技術の研究と普及・教育の場となるネットワークを地域に根ざして創ること、④消費者・生産者の交流から相互学習を進め、イノベーティブな地域的生産システム創出の社会関係資本を創ること、⑤活力ある農村・地域経済の創出と地域イノベーションの創造を考える開かれた討論の場を創ることなどを目的としています。

 本年度は、「食と農からの地域イノベーション」をテーマに開催いたします。基調講演は、「農を中心とした地域の活性化」と題しまして小泉武夫氏(東京農業大学名誉教授)にご講演いただきます。そして、事例報告としましては、滋賀県から「滋賀県食の安全・安心推進条例制定について」と題する報告、地元特産のもち米を中心に地域住民が創意工夫をこらして地域おこしに取り組んでいる実践例として河合定郎氏(甲賀もち工房・取締役)の報告、食の安全・安心から地域の環境問題に取り組まれ、環境対策と地域づくりを菜の花エコプロジェクトに取り組まれている藤井絢子氏(特定非営利活動法人 菜の花プロジェクトネットワーク代表)の報告を予定しております。

本シンポジウムの開催により、生産者・消費者・行政・研究者など多様な立場の交流と相互学習が進み、豊かな地域を育む礎となる知のネットワークが形成され、地域的なイノベーションシステムが育まれることを願っております。ご関心をお持ちの皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。


日 時:平成22年3月17日(水) 13:00~16:30
場 所:滋賀大学彦根キャンパス 第24講義室(第二校舎棟3階)
    滋賀県彦根市馬場1丁目1番1号(〒522-8522)
↓アクセスマップ等
http://www.econ.shiga-u.ac.jp/main.cgi?c=12

○シンポジウム・プログラム
13:00~13:05 開会の挨拶
13:05~14:20 基調講演 「農を中心とした地域の活性化」
講師:小泉武夫氏(東京農業大学名誉教授)
14:20~14:40       コーヒーブレイク
14:40~15:05 事例報告1 「滋賀県食の安全・安心推進条例の制定について」
報告者 調整中(滋賀県健康福祉部生活衛生課 食の安全推進室)
15:05~15:30 事例報告2 「米粉で元気、農村元気(仮題)」
報告者 河合定郎氏(甲賀もち工房 取締役)
15:30~15:55 事例報告3 「地域イノベーションと消費者」
         報告者 藤井絢子氏(特定非営利活動法人 菜の花プロジェクトネットワーク代表)
15:55~16:30 質疑応答
16:30     閉会の挨拶
主 催    :滋賀大学(経済学部サービス・イノベーション教学調整会議)
後 援(予定): 滋賀県、JA滋賀中央会、JA全農しが、滋賀県生協連、NPO法人碧いびわ湖
協 賛: ㈱日吉

■本シンポジウムに関する問い合わせ先
滋賀大学経済学部 サービス・イノベーション推進室
電話 0749-27-1348(直通)
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